飲食店でのスポーツ観戦の文化を広げるという、新しい試みにチャレンジしている日本スポーツ放映飲食店協会(以下、JSHA:ジェイシャ)。
その事務局長としてサイボウズLiveの導入を進め組織内の業務効率を改善に取り組んでいる大河原寛さん、同じく事務局の萱野由佳さんにお話を伺いました。
---まず、JSHAさんについてお聞かせください
「私たちJSHAは、2009年2月に発足した『飲食店でのスポーツ観戦を広める事により、日本でのスポーツ文化の発展に貢献する』ことをミッションとする団体です。加盟している飲食店は5月現在で65店舗です」
左:萱野様 右:大河原様
---具体的にどのような活動をされているのでしょうか
「加盟された店舗が、店内でのスポーツ観戦環境をお客様に提供しやすいようサポートしています。店内でのスポーツイベント映像上映に際し、放送に絡む権利関係の処理やアドバイスをJSHAにてサポートするため、手続きが効率化される等の大きなメリットがあります。その他には、各種キャンペーン企画情報の案内、加盟店懇親会での情報交換、イベントスペースでの共同イベントに参加できる事、などがあります。最近では、Jリーグを盛り上げるためにスカパーJSAT株式会社様と行った共同企画(店舗の経費負担も軽減)を行い、好評を得ています。」
---なるほど。サイボウズLiveはどのようなグループでお使いですか?
「まずJSHA事務局内での情報共有にサイボウズLiveを使い始めました。それから事務所外とのやり取りでも使っています。10数名の飲食店オーナーからなるJSHA理事会メンバーとの連絡用、そして「スポカフェ」というプロモーションサイトのコンテンツ制作進行にあたり、編集部と登録ライターとのやり取り用に、それぞれサイボウズLiveのグループを作りました。」
---既に複数のグループでの利用について取り組みを開始されているのですね。まず、事務局内での利用についてお聞かせください。
オフィスの様子
「現在、事務局は私と萱野の2名で運営しています。従来は、電話やFAX、メールが主な情報共有用のツールでした。しかしそれでは限界を感じたため、最初はサイボウズ Officeの導入を検討していました。でも、利用者がたった2名なので、できれば無料のもので済ませられないかと考えていました。」
---そんな中で、無料で使えるサイボウズLiveをお知りになって導入された訳ですね。具体的にはどのような使い方をされていますか。
「主にスケジュール共有です。テレビで放送のあるスポーツイベントの放送日から、事務所のゴミ出しの日(笑)まで2人で共有できるので大変役立っています。掲示板に案件ごとのトピックを作成して共有しています。ケータイにも対応しているので出先からスケジュールが確認できるのがとても嬉しいです」
---萱野さんはいかがですか?
「ToDoリスト機能を重宝しています。キャンペーンページの更新やDMの送信など、大河原と進捗を共有しながら進めていく業務の管理ができるようになったので大変助かっています。ポストイットの出番がすごく減りました(笑)」
---では、今度は外部との情報共有についてお聞かせください。まずはJSHAの理事さんとのやりとりですね。
「そうですね。JSHAは現在、組織として拡大の一途をたどっており、業務の効率化、特に情報共有の仕組みの改善を必要としていました。まずはサイボウズLiveでグループを作って、理事と理事、事務局と理事との間の連絡について改善しました。これまでは主に電話を使って連絡網にそって連絡を取り合っていたのですが、これを無くす事が目標です。」
---具体的にはどのような作業が効率化されそうですか?
「定期的に理事会を開催しているのですが、その日程や参加者調整を現状は電話で行っているのでとても時間がかかって大変なんです。これをサイボウズLive上で一度に調整・周知できれば大幅な業務効率アップになります。しかも、たとえ開催日を忘れたとしても、サイボウズLiveにアクセスすれば必ず正確な情報があがっているので、伝え漏れや聞き間違いなどといったミスも大幅に減らせるだろうと考えています。進行資料のレジュメもあらかじめスケジュールに添付しているのでその点も便利ですね。」
---離れた場所にいる複数のメンバーとの日程調整や連絡は、実はかなり大変な作業ですよね。これが改善されるのであれば事務局にとっては大きなメリットになりそうです。理事の皆さんのご利用状況はいかがですか?
「当初はなかなか浸透しませんでしたが、地道に勧誘を続けた結果、全員が登録を完了しました。」
---利用が定着したポイントは何だったのでしょうか?
「これまでは議論にはメーリングリスト(以下、ML)を利用していましたが、添付できるファイルサイズが小さいという問題点がありました。サイボウズLiveに移行してからは、おおよそのファイルはサイズを気にする事無く添付ができるようになり、オンライン上でカバーできる議題に幅が出すことができました。
例えば、JSHA掲載記事のスキャン画像を添付して、その記事内容について掲示板上で議論することができるようになりました。今までは1~2ヶ月に1度の理事会で直接会わないと議論できなかった話題です。」
---ネット上で議論を進める事ができれば、時間や経費をかなり節減できますね。
「はい、かなり効率化されます。そのため私は、これまで使っていたMLで「今後はサイボウズLiveのみでの情報配信する」と言い切りました。「詳細はサイボウズLiveの掲示板にアップします」と。そうなると、理事の方もサイボウズLiveを見ざるを得ませんから徐々に浸透していきました。最初の頃はパスワードがわからないといった連絡を受けてサポートをする事も多かったのですが、事務局側からすれば理事がサイボウズLiveを使ってくれればトータルで見ると事務作業が減りますので助かります。」
---具体的には?
「例えば、過去ログを見たいという要望がよくあります。MLだとコマンドを打っていちいち取り寄せてそれを送ってあげないといけないですが、サイボウズLiveならブラウザから掲示板を見ればそこにすべての情報が残っているので、「ここを見てください」と掲示板のURLを貼るだけで済みます。この差は大きいです。」
---なるほど。そして「サイボウズLiveという"場"に情報がすべて揃っている」という認識がもっと浸透すれば、お問い合わせ自体も減りそうですね。もう一つの利用グループであるライターさんとの活用について教えてください。
「スポカフェというスポーツバーを紹介するWebサイトにライターとして参加しています。ライターが記者として実際にお店を訪問してレポートする、というのがメインのコンテンツです。このレポートを現在15名の登録ライターが取材・執筆を行っています。取材~記事作成~校正~正式掲載を行うにあたり、以前はメールを使って原稿や写真のやり取りを行っていましたが、サイボウズLive上で共有できるようにしました。」
---具体的にはどういった利用方法になるのでしょうか?
「Webサイトの機能修正要望や記事の掲載予定ステータス管理などを行っています。ステータス管理は取材予定、取材完了日、記事アップ日などの情報を掲示板で共有しています。懇親会の連絡などもありますね。トピックについてはライターが自分で立てる運用にしています」
---ライターの方々にはすぐに浸透しましたか?
「みなさん前職などでサイボウズを利用していたようで、特に説明する事なくすぐに操作に馴染んでいきました。操作説明をほとんどしないで済んだので助かりました。登録ライターたちを管理する編集部も以前はGoogleカレンダーで予定を共有していたようですが、サイボウズLiveなら掲示板もあり、MLでのやりとりなども統合できるので移行を検討されているようです。」
---ありがとうございます。サイボウズLiveに対するご要望はありますか?
「早く有料オプションプランが始まって欲しいです。大きな容量サイズの画像データを共有したいのですが、無料の範囲での容量(200MB)では足りません。サイボウズLiveで統一して管理したいので、有料オプションサービスの開始に期待をしています。」
---画像ファイルも一緒に管理できるとより作業効率が上がりますね。
有料オプションは今年中には発表できるように準備を進めていますので、もうしばらくお待ち頂ければと思います。その他にはありますか?
「ライターは月に数回レポート記事をアップしています。ライターは他のライターに自分の原稿を見せない慣習なので、原稿確認のやり取りをメッセージで個別にできるようにしたいのです。ただ、メッセージ機能はファイルが添付できないので現状はメールでのやり取りのままです。ここが解消されると嬉しいです」
---わかりました。こちらも検討を進めてまいります。
本日はありがとうございました。
組織概要
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一般社団法人 日本スポーツ放映飲食店協会
設立年月日:2009年2月4日
役員およびスタッフ数:17名
所在地:東京都品川区
Webサイト:http://www.jsha.or.jp